3月7日コンサート「新しい風4」では、コロナウィルス感染対策の一環で毎年行なっていた作曲者のインタビューは中止となりました。パンフレットに載せる曲説明は字数制限がある為、書ききれなかったことは当日お話すればいいと思ってましたが、インタビューがなくなりお話する機会がなくなりましてので、こちらに想いを書いておきます。
今回のオーケストラ曲「awakening 〜目覚め〜」
私たちは赤ちゃんを見ると「無限の可能性」を感
第三楽章からなりますが、第一楽章では命の誕生。宇宙の奇跡として生まれる私たちのエネルギーを描きました。実際、私が甥っ子が生まれた時に立ち会ってのですが、うねるような宇宙のエネルギーとも言うようなものを感じましたので、それを第一楽章で再現しました。
第二楽章では、踊らされている感じです。苦しかったり幸せでなかったりするのは、本当の自分を生きているのでなく、自分の人生の舵を取らず、人から社会からの情報を信じ「自分はこんな人間だ」と決めてしまい、自分の意思でなく踊らされている感じ、一喜一憂、楽しさ苦しさ、陰陽、長調短調、フォルテとピアノ、などで表現しました。
第三楽章では「何かがおかしい」、と気づくところです。実は自分を制限していたものは自分だったのだと気づくところです。そう目覚めると世界はただただ美しく、外で何が起ころうが内の世界は平和である、、そんな風に描きました。楽しんでいただからと幸いです。