先週歌の収録終了いたしました。
それまで神経質なくらい、体調、喉の調子に気をつけて、冷房のあるところでは加湿器を入れ(この暑い中)お酒も喉のため2週間以上飲まなかったし、友達との誘いもレコーディング終わるまで延期にしてもらい、なんせこれ以上できないというくらい気をつけていました。
ボーカルの人はこの歌収録で予定の時間終わっても
「やっぱりまだ気になるところがあるから、もう一回やりたい」とやり直しをすることが多いのですが、私の目標は今回の予定の3日間で終える!ということ。
そうやて締切、お尻の時間を決めた方がエネルギーが凝縮されていいものになるはず・・という今までのいろんな経験からわかってるから。
今回はアレンジャーの野口さんが歌のディレクションを出してくれました。今までの2枚のアルバムは全く歌について誰もアドバイスもくれなかったし、それができる人もいなかったので、自分一人の判断だけでしたが、今回はつきっきり。
どうしても声が上ずる場所なんて、気づいたら17テイク録っていたこともありました。
録っては聞いて・・の7時間。
聞くのも集中力が少しでも欠けると訳がわからなくなる。
そして、冷房が入れられない。冷房の音が入っちゃいますからね。
そんな訳でいつもと全く違う集中力を長時間要するレコーディングは本当に鍛えられます。
そんな中、全8曲の中、最初の1日目に4曲まで録れたのが嬉しかった〜。
1日目にだいぶ進めたので、2日目以降の気が楽になりました。
1日目の後、4日ほどおいての2、3日目だったので、中4日は家で練習できるのですが、これも練習やりすぎると喉痛めるし、本当に神経使いました。
第2日目もスイスイ進んだのですが、最後に難曲が・・・難曲と思っってなかった曲が実は「今までの7曲と違って景色が見えない」とエンジニアにもディレクターにも言われ何回歌っても自分でもピンとこないし、この曲だけ3日目に回すことにしました。
「何か根本的なことが欠けてる・・」と思い、その日は東京に泊まりだったので、ホテルでいろんな動画見たり、自分にとってのこの曲の意味などを色々考えましたね。
実はベツレヘムについての曲だったのですが、私ベツレヘムに行ったことあるんです。
そのことを思い出したり・・。
普段歌い慣れていない讃美歌系は体に入ってなかったので、通りいっぺんに歌ってしまっていたのだと思います。
でも3日目には自分でもだんだん体に歌が染みてきて、エンジニア、ディレクター共に「良くなった」と言ってもらいOKが出た瞬間はガッツポーズ!
またその後もいろんなテイクを聞いての作業ですが、3日目はいつもより早く終わりました!
そして、軽く打ち上げようと居酒屋で乾杯してたら、2週間の禁酒分くらい飲んでしまい、疲労困憊してた体にはきっときつかったのか(笑)そのあと数日はぐったりしてました。
横隔膜をすごく使ってたので横隔膜の筋肉痛。
でもね、こうやってインナーマッスル使って歌えるようになってきたのは嬉しい。だから、心配してた喉が枯れるということがなかったのだと思います。
そして、ゆっくり休みようやくエネルギー復活です!
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